家計管理の方法にはさまざまなアプローチがありますが、家庭ごとの状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。今回は、夫婦間での家計管理がどのように行われているのか、また、片方に任せすぎた結果、予期せぬ問題が発生するケースについてご紹介します。
夫婦の家計管理の実態とは?
2023年10月に実施されたAlba Linkの調査によると、夫婦の家計管理方法に関して、以下のような結果が得られています。
- 妻が管理:48.0%
- 夫が管理:20.8%
- 共同で管理:18.6%
- それぞれ別々に管理:12.4%
- その他:0.2%
この調査結果からは、妻が家計管理を担う家庭が最も多く、次いで夫が管理をする割合も一定数存在しています。一方で、夫婦が共同で管理するケースは少なく、また、お互いに別々に管理している家庭も存在します。
このような結果を受けて、家計管理方法が家庭ごとに異なることがわかりますが、「共同で管理」のメリットは、双方の収入や支出を定期的に確認できる点です。しかし、一方に家計を任せすぎることで予期しない問題が生じることもあります。
夫婦の家計管理を任せすぎて失敗した一例
52歳の和彦さん(仮名)と50歳の絵里さん(仮名)の夫婦は、結婚20年目を迎えるところでした。和彦さんは営業職で年収700万円、絵里さんは専業主婦。息子は高校2年生で、将来の進学に向けて大学の学費が必要な時期に差し掛かっていました。
ある晩、和彦さんは絵里さんから驚くべき告白を受けます。「大学の費用が足りないかもしれない」と言われ、和彦さんは大きなショックを受けました。和彦さんは家計管理を絵里さんに完全に任せており、自分は毎月5万円のお小遣いで生活し、残りはすべて妻任せだと思っていました。しかし、実際には家計が非常に厳しく、息子の学費を用意するための貯金が不足していたのです。
和彦さんは、お金に対して無関心だったため、絵里さんが家計を管理することに安心していましたが、絵里さん自身は家計管理に自信がなく、無駄な支出が積み重なっていたことに気づいていませんでした。息子の進学費用の現実に直面した絵里さんは、その時初めて家計の問題に気づきました。
夫婦間での家計管理の重要性
この事例は、家計管理を一方に任せすぎることの危険性を示しています。和彦さんは、家計がしっかりと管理されているという思い込みから、絵里さんにすべてを任せきってしまいました。しかし、家計の実態を把握していなかったため、いざという時に困る結果となりました。
その後、和彦さんと絵里さんは毎週末に家計の確認を行うことに決め、息子の大学進学に向けてできる限りの節約を始めました。和彦さんは自分の月のお小遣いを減らし、無駄な支出を削減する努力をしています。また、息子には国公立大学を検討し、私立大学に進学する場合は奨学金を利用する方法も模索しています。
家計管理の方法は夫婦で話し合って決めるべき
家計管理には正解がないため、どの方法が最適かは夫婦それぞれの状況に応じて決めるべきです。しかし、片方にすべてを任せるのではなく、定期的に家計の状況を共有し、互いに確認し合うことが大切です。お金に関しての認識や意識のズレがあると、大きなトラブルに発展する可能性があります。
夫婦間での家計管理の方法をきちんと話し合い、お互いの責任を理解し合うことが、家計の健全な運営には欠かせません。
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