軽自動車は、地方では一家に一台の必要不可欠な移動手段として親しまれています。税金や維持費が安く、手軽に手に入ることから、庶民の足として広く利用されています。しかし、軽自動車がメンテナンスにかかるコストが少ないと誤解されがちなのは事実です。特にエンジンオイルの交換については、普通車と同様に重要であり、交換サイクルが意外に短いことを理解しておく必要があります。
軽自動車に多く使用されるエンジンオイルは、通常「0W-20」など、粘度が低めのものが主流です。しかし、ターボ車やハイブリッド車では異なるオイルが指定されることもあり、特にターボエンジンでは「5W-30」など粘度が少し高いものが使用されることが一般的です。これらのオイルは車の性能や使用状況に合わせて選ばれますが、普通車と比べてオイル交換のサイクルが短い点には注意が必要です。
具体的には、軽自動車のオイル交換サイクルは以下のようになります:
- NA軽自動車(自然吸気エンジン):1万kmまたは6ヶ月ごと
- ターボ軽自動車:5000kmまたは6ヶ月ごと
一方で、普通車のエンジンオイル交換サイクルは以下の通りです:
- NAガソリン車:1万5000kmまたは1年ごと
- ターボガソリン車:5000kmまたは6ヶ月ごと
- ディーゼル車:5000km~2万km、または半年~1年ごと
軽自動車はターボエンジン車においては普通車とほぼ同等の短いサイクルが推奨されるため、オイル交換の頻度は思ったよりも高くなります。特にターボ車はエンジンが高回転で回りやすく、エンジンオイルにかかる負担が大きいため、普通車同様に早めの交換が求められるのです。
さらに、過酷な運転条件に該当する場合、例えば山道の走行や悪路の走行が多い場合などは、通常よりも早めにオイル交換を行う必要があります。これを「シビアコンディション」と呼び、以下のような交換サイクルが推奨されます:
- NA軽自動車:5000kmまたは3ヶ月ごと
- ターボ軽自動車:2500kmまたは3ヶ月ごと
軽自動車が普通車に比べて回転数が高いことも、オイル交換サイクルが短くなる一因です。例えば、100km/hで巡航する場合、普通車のエンジン回転数は約2500回転ですが、軽自動車では4500回転前後になります。この差がエンジンにかかる負担を大きくし、その結果オイル交換のタイミングが早くなります。
最近の軽自動車はCVT(無段変速機)を採用するモデルが増えてきたため、高速道路を走行している際のエンジン回転数が普通車に近づいています。しかし、それでも軽自動車は高回転を維持しやすいため、メンテナンスには注意が必要です。
軽自動車を長く快適に使うためには、定期的なオイル交換を欠かさず行うことが重要です。これによりエンジンの性能を維持し、長期間にわたって安心して運転することができるでしょう。
Advertisement
Advertisement



Advertisement
Advertisement






Advertisement
Advertisement











Advertisement




















Advertisement