最新の研究によると、バターを植物油に置き換えることで、死亡リスクが減少する可能性があることが明らかになった。この研究は、医学誌「JAMA Internal Medicine」に掲載され、バターの摂取を植物油に変更することで、総死亡リスクやがんによる死亡リスクが減少することを示唆している。
具体的には、バターを毎日摂取している人々は死亡リスクが15%高く、逆に、大豆油、キャノーラ油、オリーブオイルなどの植物油を多く摂取している人々は死亡リスクが16%低いことが確認された。特に、バターを1日10グラム、植物油に置き換えるだけで、総死亡リスクとがんによる死亡リスクが17%減少したという。
この研究は、33年にわたる食事データをもとに、22万人以上の対象者を追跡したもので、年齢やBMI、喫煙習慣などの要因を考慮に入れた信頼性の高い分析が行われた。
また、この研究は最近SNSで広まっている「バターや動物性脂肪の方が健康に良い」という主張に対して、反論の役割も果たしている。特に、アメリカの政治家であるロバート・F・ケネディ氏が提唱するシードオイルの危険性を強調する説に疑問を呈している。研究に関わったハーバード公衆衛生大学院のウォルター・ウィレット教授は、このような主張には証拠が不足していると指摘している。
ニューヨーク大学の名誉教授で栄養学の専門家であるマリオン・ネスル氏も、研究結果が因果関係を証明するものではなく相関関係にとどまることを認めつつも、植物油の摂取が健康に良い影響を与えることを支持している。
研究の共著者であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院のユー・チャン氏は、バターを完全に排除すべきだとは述べていないが、少し減らして植物油に置き換えることで、長期的に健康に大きな利益をもたらす可能性があると指摘している。
この研究は、日常的な食生活を見直すための一つの指針となるかもしれない。
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