全国の商業地で地価最高額となった東京都中央区銀座の山野楽器銀座本店（中央）＝１３日

　国土交通省は18日、2025年の公示地価（１月１日時点）を公表した。 　全用途の全国平均は前年に比べ２．７％増加し、４年連続で上昇。増加幅はバブル期の1991年（11．３％）以降最大となった。地方圏のうち札幌、仙台、広島、福岡の主要４市では12年連続、それ以外も３年連続でプラス。景気の緩やかな回復に伴い、全国的に上昇基調が続いている。 【ひと目でわかる】公示地価変動率推移ａ> 　住宅地全国平均は低金利住宅ローン環境とリゾート需要拡大により２．１％増。商業地はインバウンド増加半導体工場進出影響で３．９％上昇。 　三大都市圏（東京・大阪・名古屋）住宅商業共４年連続上昇但名古屋圏伸び鈍化国交省「東京大阪比べインバウンド投資少ない要因」 　都道府県別滋賀県住宅山形富山長野香川宮崎５県商業前年横這い下落から転換石川能登半島地震被害輪島珠洲大幅下落影響初反映 コロナ前20年平均比三大都市８割地点超地方５割国交省「コロナ影響概ね解消」判断 最高値地点住宅８連覇港区赤坂590万円/m²商業19連覇銀座山野楽器6050万円/m²ｐ> ｄiv>