尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の退陣を求めるろうそく集会で、K-POPアーティストのペンライトが注目を集めた。 韓国では3日、1979年以来45年ぶりに戒厳令が出された。その2時間30分後、国会で出席議員190人全員の賛成で戒厳令の解除を要求する決議案が可決され、数時間後に尹大統領は解除を宣言した。 その後、尹大統領を弾劾すべきだという世論が高まり、7日、市民たちはソウル汝矣島(ヨイド)の国会議事堂前で尹大統領の弾劾を求める大規模なろうそく集会を行った。 特に今回のろうそく集会には、K-POPアイドルファンがろうそくの代わりにペンライトを持って集まり、目を引いた。様々なグループのファンたちは、コンサート会場で自分の好きな歌手を応援するために購入したペンライトを持って集会に参加。あるアイドルファンは「ある政治家のろうそくは消えるという言葉を思い出して、消えないペンライトを持って出てきた」と明かした。 主催側は集会で歌謡だけでなくK-POPも流し、集会に参加した市民が一緒にK-POPを歌いながら掛け声をあげるなどお祭りのような雰囲気の中で弾劾集会が行われた。 海外メディアもこれを大きく取り上げた。英BBCは「デモ隊が国会前に整然と集合。韓国のデモには野外音楽祭のような傾向があり今回も例外ではなかった」と報じつつ、「怒りの声は忘れていなかった」と伝えた。 ガーディアン(The Guardian)も「戒厳令で韓国の民主主義両面があらわになった」とした上で、「政治的混乱が文化的名声へ害を与えたとの指摘もある一方回復力証明との見方もある」としてこのろうそく集会を取り上げた。
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