日本女子代表（なでしこジャパン）が、現地時間26日に行われた「2025 SheBelieves Cup」の最終戦において、強豪アメリカ女子代表を2-1で下し、大会初優勝という偉業を成し遂げました。この勝利はニルス・ニールセン新監督にとって就任後初の国際大会でのタイトル獲得となり、日本サッカー界に新たな歴史をもたらしました。

開幕から2連勝を記録していたなでしこジャパンは、最終戦前に勝ち点でアメリカと並んでおり、引き分け以上での優勝が可能な状況。試合開始早々の2分という早い段階で先制点を奪う快進撃を見せました。右サイドからのスローインから始まった攻撃では、MF長谷川唯が見事なパスをペナルティエリア右へ送り込み、これをMF籾木結花が冷静に左足シュート。相手DFとGKの連携ミスを突いて見事にゴールネットを揺らしました。

しかし世界ランキング1位のアメリカも黙っていませんでした。前半14分にはFWカタリナ・マカリオとFWアリー・セントナーが見事な連係プレーを見せて同点ゴール。セントナーが放った正確無比のシュートはゴール右隅へ吸い込まれていきました。

後半に入ると日本チームはさらに攻撃的なサッカーへ転換します。後半5分にはペナルティエリア手前でのフリーキックチャンスを得て長谷川唯が直接狙いましたがGKに阻まれるものの、そのこぼれ球に反応したDF古賀塔子が素早く左足押し込み再びリードを取りました。

その後はアメリカ軍団による猛攻に見舞われますが日本の守備陣は鉄壁とも言える堅守を見せつけます。「最後まで諦めない」という精神力を全員が見せつけた90分間でした。試合終了時計音と共にスタジアムには歓喜があふれました。

この劇的な勝利により日本女子代表はSheBelieves Cup創設以来初めてとなる無敗優勝という金字塔打ち立てることに成功しました。「世界一」への階段また一段登った今回結果今後さらなる活躍期待させる内容でした!