日本マクドナルドは2月10日、ハンバーガーやマックフライポテト(Sサイズ)など約40%のメニューにおいて、2月12日から店頭価格を引き上げると発表しました。今回の値上げ幅は単品商品を中心に10~30円で、主な理由として人件費や物流費などのコスト上昇が挙げられています。これで2022年から4年連続の価格改定となります。
具体的な値上げ内容としては、主力商品であるハンバーガーが税込み170円から190円に、チーズバーガーは200円から220円になります。子供向けセットメニューの「ハッピーセット」も490~520円から510~540円へと20円程度の値上げが実施されます。
特に注目されるのはサイドメニューの価格改定です。マックフライポテトはSサイズのみ190円から200円に値上がりしますが、MサイズとLサイズについては現行価格が維持されます。このように一部サイズ限定での値上げ戦略を取ることで、顧客への影響を最小限に抑える配慮が見られます。
同社によると、近年続く原材料費や人件費の高騰に対応するため今回の措置に至ったとのことです。特に食品原料や包装資材などの調達コスト上昇が経営に与える影響は大きく、「持続可能な事業運営のために必要な判断」と説明しています。
今回で4年連続となる値上げですが、「品質維持と安定供給のために不可欠な投資」として理解を求めています。一方でMサイズ・Lサイズフライドポテトのように据え置きとなる商品もあることから、「できる限りお客様への負担増とならないよう配慮した」とも述べています。
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